「うちは裁量労働制だから」「固定残業代に含まれている」「管理職だから残業代は出ない」――。
残業代の請求に関して、企業側からこうした説明を受けた経験がある方も多いのではないでしょうか。
しかし、これらの説明がすべて正当なものとは限りません。
本記事では、「残業代を払わないためのよくある言い訳」とその違法性を検証し、万が一未払いがある場合に取るべき実践的な対処法を解説します。
●よくある企業の説明
「月給に○時間分の残業代が含まれているから、追加では払いません」
これは「固定残業代制(みなし残業制)」と呼ばれる制度で、合法ではあるものの、厳格な条件を満たす必要があります。
● 適法となるための条件(※判例上の要件)
●違法となる例
➡ このようなケースでは、「残業代を払っていない」と評価され、未払い残業代の請求が認められる可能性が高いです。
●企業側の主張
「うちは裁量労働制なので、何時間働いても関係ありません」
裁量労働制は、働く時間ではなく成果に対して賃金を支払う制度ですが、適用できる職種や手続きに厳しい制限があります。
● 適用対象の例
● 違法となる例
➡ 見せかけだけの裁量労働制は、裁判でも「違法」と判断され、残業代の支払いを命じられる例が多数あります。
●よくある説明
「あなたは管理職なので、残業代の支給対象外です」
これは「管理監督者」であることを理由に残業代をカットするケースですが、ここにも誤解があります。
●「管理監督者」の法的定義(労基法41条)
●違法の例
➡ このような「名ばかり管理職」は、残業代の支払義務を免れません。実際に多くの労働審判や訴訟で未払いが認定されています。
●ステップ①:証拠を確保
●ステップ②:会社に通知する
●ステップ③:法的手続を検討
企業側が「払わなくてもよい」と主張していても、それが本当に合法かどうかは別問題です。
実際には、残業代が支払われていないにもかかわらず、制度を盾に逃げているケースが非常に多くあります。
違和感を覚えたら、まずは事実関係の整理と証拠の確保を。
そのうえで、専門家による判断とアドバイスを受けることが、トラブル解決への第一歩です。
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